「コロナ後の社会」NPO緊急アンケート。「コロナ対策プログラム」化も検討します!

コロナ禍の現在、市民活動やNPO、私たちはどうしていくのか「コロナ後の社会」について緊急アンケートしました。

質問は

①半年後、1年後、にどうなるか(自分たちのNPOが、自分たちの活動・テーマが)

②今、自衛策として、何を、どう対策しているか(スタッフ、対象者の健康等)

③危惧していること。

④「こんなプログラムとお金があればいいのに・・・」 

を、各100-300字で書いてもらいました。

 

 

※毎日、2、3団体のアンケートを発信。

※とちぎコミュニティ基金では、引き続きアンケート・意見を受付けます⇒ info@tichigivnet.jp

 

※とちコミのWEBで、他のアンケート全文が読めます ⇒ https://is.gd/0NXiap

 

 

※とちぎコミュニティ基金として、皆さんとプログラムを作り「コロナ対策募金」として寄付を集めたいと思います。

※プログラム目標 ⇒30個

※「コロナ対策プログラム」を育て、一緒に苦境にある人・地域・社会づくりをしましょう。

 

>>>「コロナ後の社会」アンケート>>>

危惧:社会基盤の崩壊

医療法人 創生会真岡西部クリニック

趙 達来(医師)

①半年後、1年後:

 コロナはワクチンが出来ない限り定着します。クルーズ船を第一波と言う学者がいますが、今の首都圏・大都市が第一波、夏に緩解期になり、秋~第二波が来ます。日本の死亡率は1/50ですが、集団の免疫がないので感染すると組織が麻痺します。それは皆さんみての通りです。

②自衛策:

 PPE(個人防護具)と消毒の徹底、時間で患者さんを分けている事ですが、東京の様になればドライブスルーにします。

ウイルスに汚染されない事、自分が倒れない事、そして死なない事です。

③危惧している事:社会基盤の崩壊です。あるところで舵を切らないと社会基盤が崩壊しますが、それは今の政府に期待できないと思います。また、舵を切った場合は、ある程度の犠牲を許容すると言う社会のコンセンサスも必要です。プログラムとしては大流行になった場合に町の消毒、ごみ収集など(感染の危険あり)のインフラ維持が問題になります。

 私が2/22に別のMLに流した予言が、今現実になっています。簡単には終息しません。来年オリンピックなど、日本人の半分がかかり尽くすかワクチンが出来ない限り無理です。(4/12)

 

>>>「コロナ後の社会」アンケート>>>

「分散・疎」が価値を持つ。

森でリフレッシュDAY」とか・・・

それまでは、ひたすら固定費を減らし生き残る

・NPO法人トチギ環境未来基地

・塚本竜也

①半年後、1年後、にどうなるか(自分たちのNPOが、自分たちの活動・テーマが)

 近代化の流れで、グローバル化と、過密・過疎化が同時に推し進められたがアフターコロナの社会においては、分散や疎が価値を持つようになる。大都市から、小都市、中山間地への移住を希望する人がさらに増えはじめ、地域と移住者との価値観や生活スタイルの調整が急速に行われ、新しい生業づくりがはじまる。トチギ環境未来基地はその周辺で里山を中心に新しいライフスタイルや、里山の価値の創出、余暇時間の有効活用を提案しながら活動を継続。

②今、自衛策として、何を、どう対策しているか(スタッフ、対象者の健康等)

 団体としては、ひたすら固定費を減らして生き残る。 三密ではない、野外での活動の利点をいかしてプログラムを実施。 

③危惧していること。

 籠ることで生じる悪影響。ストレス、DV、うつ病、年寄りが体を動かさないようになり寝たきりなどの増加。森でリフレッシュDAYをできる限りリスクを減らしながら、対象者を多様化しながら実施していくこと。

④「こんなプログラムとお金があればいいのに・・・」というあたりを、

 仕事を失った人や、時間を持て余している人たちと、耕作放棄地など畑を耕したり、里山を豊かにしたりする活動をつなげること。

 コロナの展開によっては、食料の輸出規制を始める国がでるなど、食糧危機のリスクもある。これを機に、体を動かしながら耕す運動をして、健康維持と自給食糧増産をはかる。

 

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精神的に不安定な親が子供を外に出さない、

食べものSOS、電気・ガス・水道代のSOS。

DV、虐待が増加の懸念・・・

・前田利一

・認定NPO法人だいじょうぶ

①半年後、1年後、にどうなるか(自分たちのNPOが、自分たちの活動・テーマが):

 既に、精神的に不安定な親が子どもを家から出さないケースが出始め、生活困窮家庭からの食材、ライフラインのSOSも出始めています。今後さらに、好きに振る舞えない、生活困窮するストレスが女性や子どもに向かい、DV、虐待が増えそうです。活動はケースごとに、虐待リスクと感染リスクを秤にかけての決断となります。今は感染リスクより虐待リスクが重いと判断、ケースごとに預かる形にしていますが、いずれ県内でも感染者が増えるでしょうから、感染リスクが高まれば、もっと電話やウェブを活用したり、訪問での支援にシフトしないといけないのかなと思っています。

②今、自衛策として、何を、どう対策しているか(スタッフ、対象者の健康等:

 子どもと職員とも、検温&記録、熱や身体症状ある人お休み、マスク着用義務付け、手洗い&うがいを徹底するようにしています。なるべく、手で顔を触らないようにも伝えています。また、施設や車の必要箇所の消毒、居場所を1日2部制にしてケースごとに利用を分ける、生活リスク低い子は訪問するなどして対応しています。居場所での食事は大皿での提供を禁止し、1人の職員が配膳するようにしています。洗濯ものを室内に干し湿度を上げるなどもしています。

③危惧していること:

・政府の場当たり的な対応で、感染爆発、医療崩壊が起きることが心配です。

・寄付が減るのではないかと予想しています。

・子どもがゲームや動画を見る時間が増え、体験や人と触れ合ったりする刺激が減り、精神面への悪影響がでること、観光地で雇い止めが起こり、行き場のない母子がふえることが心配です。

・職員が感染し、子どもやその家族にうつしてしまうことも心配です。

④「こんなプログラムとお金があればいいのに・・・」

 生活にいきづまった方が、関わるNPO等が信用保証・状況確認・申請代行することで即日お金を手にできるような、給付型の生活応援基金みたいなプログラムがほしい。

 

※引き続きアンケート・意見を受付 ⇒ info@tochigivnet.jp

 

※WEBで、アンケート全文が読めます ⇒ https://is.gd/0NXiap